高校卒業後は都市部に進学、就職する人の割合が多いため、地元に同世代の友達が少ない傾向があります。地元に友達が少ないと、せっかく地元での生き方を選択しても、寂しさから定住することが難しくなることもあります。そのため、地元に移住してきた同世代の友達をつくったり、職種や世代をこえて友達をつくる場づくりが求められています。
移住者の方に話をきくと、初めはまちに知り合いがいなかったが、まちの人が遊びや地域の集まりに誘ってくれることで、寂しくなかったという声を多くききます。誘ってくれる人がいるというのは、まちの資源であり魅力です。若い世代や移住者にとって、地域に誘ってくれる友達がいるかどうかは、地域で暮らし続けるための重要な要素になります。町民活動をさらに活性化し、多様な人々との交流を促し、地域に楽しく活動に参加できる場を増やすことが求められています。