中学校校舎や体育館の老朽化、まちの図書室のスペースの不足など、子どもたちの学びや身体づくりを支えるハード面の環境が課題です。中学校校舎が建て替えの必要な時期にあることから、小学校等の他の教育施設も併せた一体的なリニューアルが求められています。
過疎地での課題解決を図るためITによる学習の充実も求められています。小中学校ではGIGAスクール構想により、1人1台の機器が貸与されました。今後は、ITを活用した学習プログラムなど運用面の充実を進めます。またITに関しては、高齢者を含む全世代が学べる環境づくりが求められています。
放課後の取り組みには、各種体験活動や見守り活動を行う「放課後子どもプラン」や、学校授業以外での学習面のサポートを行う、「なかとん学習塾」があります。現在の「なかとん学習塾」は、対象が小学校4~6年生に限定されており、その先の学力や将来のキャリア形成のサポ―トの場づくりを求める声があります。その方法として、中学生、さらには高校生も対象となる町営塾づくりが求められています。